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狭小住宅を建てる際に抑えておくべきポイント6個

都市部では土地の価格が高騰しているため、狭小地に住宅を建設することは珍しくありません。かくいう我が家も駅前の土地にこだわり、15坪の土地を買って狭小住宅を建てました。狭小地でも快適に過ごせる家づくりのために、経験値から抑えておきたいポイントをまとめてみました。

目次
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効率的な間取りの設計

狭小地であっても、効率的な間取りを設計することで空間を有効活用できます。例えば、ロフトを設けることで収納スペースを確保したり、階段下や壁面に収納スペースを設けることで無駄なスペースを省き、生活空間を拡げることができます。

例えば我が家の場合は、ウォークインクローゼットを寝室1か所に設け、夫婦の衣類やカバン、服飾雑貨をスッキリと収納させています。当初の建築士の提案では各部屋にクローゼットがありましたが、寝室のみに。服飾専用のスペースをひとつにすることで、用途が不明になる各部屋のクローゼットは居住空間に有効活用しました。

モノの住所を決める

狭小住宅を建てる際には、コンパクトで機能的な設計や開放的な空間の工夫が必要になってきます。収納スペースも限られているため、モノの量を減らすことが大切です。我が家では旧居のマンションから引っ越す前に、コレクションを除き3年間一度も使っていないモノは全て処分。持っているモノの量を減らすと同時に、収納場所に入り切らないものは処分するルールにしました。

例えば前述のクローゼットも、服を吊るして保管するタイプと何もないがらんどうとした収納スペース、また棚板が有る・無いでは使い勝手も違ってきます。何も考えずに「収納はたくさん欲しい」とむやみに作るのではなく、間取り設計の段階で今ある持ち物や将来増えるもの(子どもの学校や部活用品など)を洗い出し、それぞれの住所を決めるようにしました。住所を決めたら、収納するモノにあった形状の収納棚を作るのです。これでスッキリと片付くだけでなく、出し入れも簡便になり家事の動線もスムーズになります。

DAIKENさんは収納プランニングがとてもきめ細やかでリーズナブル。我が家の収納は9割がDAIKENさんの建材です。

自然光を取り入れる

狭小地に多いのが、建物が周囲の建物に囲まれて日当たりが悪く、部屋の中が暗くなること。窓からの自然光が少なくなる傾向があるため、設計の段階で家に自然光を取り込む天窓や吹き抜けなどを取り入れる工夫が必要です。自然光が入ることで、室内が明るく開放的になり、感覚的にスペースの狭さを緩和してくれます。

大きな窓を設置して自然光を取り入れたり、窓の位置や向きを考慮することで、室内の光量をコントロールすることもできます。ただし、窓を設置する際にはプライバシーや防犯の観点からも検討を。カーテンやブラインドなどの調光具を用いることで、プライバシーを確保しつつ光量を調整することができます。

コンパクトサイズの家具を選ぶ工夫

狭小住宅でもコンパクトなサイズの家具を選ぶことで、スペースを広く感じさせることができます。また、家具の高さを揃えることで、部屋全体が整然とした印象になります。

収納はタンスや書類棚、チェストといった家具をいくつも並べて置くよりも、建築時に壁面を有効に使って作り付けで収納を作るのがおすすめ。場所にぴったり合わせて作ることでムダなスペースがうまれず、見た目の統一感をもたせられます。これによって部屋全体がスッキリ、整然とした印象になります。

我が家では2階のリビングダイニングを広々とした空間にするため、テレビボードや腰高の収納2か所など、すべて同じメーカーの建材を採用。収納するものに合わせて作り付けたため、15坪の家でも広々したリビングダイニングに仕上げることができました。

空間にメリハリをつける

狭小住宅は空間を上手くやりくりすることがポイントになってきます。なかでも視覚的に抜け感をつくることで、空間を広々見せることができます。壁をなくしてオープンな空間をつくる方法もそのひとつ。例えばリビングとダイニングを一体化すれば、広々とした空間を演出することができます。

我が家はリビングを夫婦で過ごす大切な場所と決めていて、手足を伸ばしてゆったりとくつろげる空間をつくることにしました。そのため、2階はまるごとキッチンとリビングダイニングという間取りに。階段から上がってくると視界が抜けて、16.5帖のリビングダイニングでも広く感じることができます。

ほかにも、共働き夫婦ゆえに朝の身支度時間が被るとしばし大喧嘩に発展します。家づくりでは、その回避策として洗面所も狭小住宅にしては広めにスペースを確保しました。その代わりお風呂は二人で入ることはないので、湯船は大きくしつつ洗い場は、狭めに作りました。

ほかにも狭小住宅に多い、1階と3階につくるトイレは我が家は1か所だけにしました。このように、広くつくりたい場所となくてもいい場所、狭くしてもよい場所を家族で話し合うのもおすすめです。

壁紙や床は明るい色を使う

壁紙や床、天井、建材など狭小住宅では色の使い方にもひと工夫します。暗い色を使うと締まって見える効果があるため、狭小住宅に用いると部屋が狭く見えてしまいます。特に床や壁紙のような空間の大部分を占める部分には使用しないことがおすすめ。逆に膨張色と呼ばれる、白やベージュなど明るい色を選ぶようにすると視覚的に広く感じることができます。

私はクリナップの黒いキッチンを採用したくて、LDKはバランスを取るために白い障子や明るめのグレーの壁紙と床をチョイス。床も明るいグレーの石目調を採用したほか、作り付けの収納棚は木目調と白の建材を選んでいます。

雑貨で黒を要所々々で使っていますが、全体的には膨張色の配色にしているため15坪の家でも広々空間に仕上がりました。

狭い土地でも間取りの工夫次第で、広々とした空間を作ることは可能です。ぜひ、住みやすさを追求し、上記のポイントを踏まえながらご家庭に合った狭小住宅を建ててみてはいかがでしょうか。

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