リビングダイニングにある3つの窓のうち、2つの窓には障子を入れました。インテリアテイストを和モダンや北欧×和のジャパンディテイストにしたかったこと、私がカーテン嫌いだったことがその理由です。実際に暮らしてみると、障子窓のメリットがたくさんあることに気づきました。今回は障子窓を採用するメリットをまとめてみます。
開け閉めの手間がいらない

カーテンだと朝起きたら窓と一緒に開け、日中はレースのカーテンで過ごし、暗くなれば再びカーテンを閉じます。障子窓なら和紙でできているので、開閉は不要。閉めっぱなしにしていても、太陽の光をやわらかく通してくれます。
もちろん必要ならば開けて過ごすこともできますが、うちが閉めたままにしている理由は次のとおり。
隣家からの視線
住宅がひしめき合うようにして建つエリアにある我が家。窓を開けると、すぐ目の前にも民家の窓がこんにちは状態。視線も気になるので、うちではもっぱら閉めたままです。
上り下りの労力を減らす
縦に空間を広げる狭小住宅。うちも3階建てなので、普段仕事をしてる3階から日没前には下へ閉めに行かねばなりません。大した手間じゃないと言われるかもしれませんが、Web会議や書物で集中しているとそのためだけに上り下りするのは面倒に感じるのも事実。障子窓を閉め切っていれば、そのための時間と労力が不要になります。
窓辺がすっきりみえる

厚手のドレープカーテンやレースのカーテンなど、大きな布がないぶん窓辺は必然的にすっきり。家具を置いたり、雑貨や観葉植物を飾ったりしても邪魔になりません。障子窓を開ける際には横にスライドさせるので、布でかさばらないので、好きなものを並べておけるのがうれしい!
やわらかな光で部屋を照らす

この写真は昼間のダイニングで撮ったもの。窓はすべて閉め切っている状態でダウンライトはつけていません。和紙がやわらかく光を通すから、室内を眩しく感じることなく適度に照らしてくれます。
テクニックいらずで和モダンのできあがり

インテリアコーディネーターがいる住宅メーカー、というのもあるようですがウチは全部内装までも自力設計。私はこのジャンルの専門家ではないので、センスのなさに途方に暮れることもありました。でも、こうしてできあがったものを見ると、障子窓って簡単にセンスのよさそうなお部屋にしあがる優秀アイテムなのでは?と思わざるを得ません。
我が家は北欧と和モダンのミクスチャースタイルで近年注目を浴びているジャパンディを意識していますが、素人でも雰囲気のあるお部屋がつくれました。
以上、障子窓のメリットを4つまとめてみました。もともと洗濯の手間や冬の結露、開閉の手間でカーテンが大嫌い。そんな理由から障子を選びましたが、やってみて大正解だったと実感しています。