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【ショールーム見学記】名古屋モザイク工業のタイル選びが楽しい

「自分で建てる家には、絶対にタイルを付けたい!」と決めていたタイル施工。特にカタログで好みのタイルがたくさん見つかったのが名古屋モザイク工業でした。どれにするかまったく絞り込めなかったため、実物で判断するべく名古屋モザイク工業のショールームに行って来ました。

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名古屋モザイク工業のショールーム予約

新型コロナの流行により、どこもショールームは事前予約制。名古屋モザイク工業の東京ショールームも同様で、電話で直接予約を行いました。自由見学のつもりで予約していたのですが、当日は担当のかたが付いてくださり店内をつきっきりで商品アテンドしてくださいました。タイルが好きすぎて、ともすればアチコチに貼ってしまいそうになっていましたがバランスだったり貼る場所だったりさまざまにアドバイスいただけて心強かったです。

我が家のタイル施工場所

すでにカタログは取り寄せ済みで、いくつかサンプルのタイルも手元に届いていました。我が家で貼りたいのは次の5ヵ所です。

  • キッチンのカップボード壁面
  • キッチンカウンターの腰壁
  • 玄関の壁面
  • トイレの壁面
  • 洗面台の壁面

特に頭を悩ましていたのが、キッチンのカップボード壁面でした。海外のInstagramで見つけた濃い孔雀色や群青色のタイルにマホガニーのキッチンが素敵で……! 同じように作りたいものの、日本でもじわじわと人気のグレータイルも捨てがたい。リビングダイニングからもよく見える位置だけに「奇をてらい過ぎると圧迫感がでる?」などと悩んでいたのです。

一方で玄関やトイレ、洗面台は気に入ったタイルを中心に、扉の色を組み合わせればいいと考えていたので実物の色チェックをするのみの予定でした。

ショールームで教えてもらった大事なお話。海外製品も多いタイルは、選んだ物によってはイタリアなどから取り寄せるためにに時間がかかるそう。工事予定の4か月前には注文して欲しいそうです。

見学にあたり持って行ったもの

今回わたしには具体的に「こんなキッチンにしたい」という完成イメージがありました。そのため、いくつか目にとまったInstagramの投稿をブックマークし、ショールームですぐに閲覧できるようにしていました。それとカタログが分厚くて持参が大変だったので、気になった型番と商品名を控えておきました。

このほか、ショールーム見学に必要だなと思った持ち物は別の記事でまとめています。

キッチンのタイル決め

キッチンに設置するカップボードの一部をセパレートタイプにして、壁面をタイル張りにする予定です。前述のとおり孔雀色か群青色、もしくはグレーのいずれかのタイルで決めるつもりで行きました。内装タイルはショールームの2階にあり、壁面にはずらりとタイルがはられたパネルが並びます。

このパネルをずらすと色々なタイルを見ることができるので、楽しくなってあちこち動かして見比べました。サンプルももらっているとはいえ、壁面で実物をみると雰囲気はがらりと変わりますね。入れるか迷っていたのが「クロジョーロ」という名古屋モザイクの新作タイルです。あえてつけたムラのある色が味わいがあって、一目惚れしました。

深い緑がMRZ-F7020、群青色がMRZ-F7030です。このどちらがいいか、しばし悩みました…。店員さんに「最初にコレ!と思われたインスピレーションで選ばれるかたが多いですよ」とアドバイスされ、最初にいいと思った左側のMRZ-F7020で決着しました。でも、改めてブログを書くために画像を見ているとまた悩みだしてしまいますね…。

白いメジもパキッとした雰囲気で悪くないのですが、白のほかに「アートパステルメジ」というメジ色も選べるとのこと。

微妙に淡い色も豊富で、組み合わせる楽しさがありますよね。メジをなじませるためクロジョーロのMRZ-F7020に「りゅうきゅうちゃ」という茶色のメジを採用することに。

ショールームではこんなふうにサンプルタイルと重ねてみて、色の組み合わせを決めていきました。ちなみにカタログにあったメジをいれない、びっちりとした貼り方は地震がある日本では強度の問題でおすすめしないとか。タイルごとに推奨するメジ幅があるそうなので、ショールーム見学時に確認するのがおすすめです。

キッチン腰壁のタイル決め

次にキッチンカウンターの腰壁に貼るタイルを決めます。カタログでみたガラスのタイルも素敵だなと思っていて、実物を見せてもらうことに。でも、こうして見てみると洗面所によくある雰囲気に仕上がりそうだなと…。

施工例のファイルも見せてもらったなかで「コレ素敵!」と思って即採用したのが、茶系の渋めの細いタイルが1シートになった「パヴォーネ」です。

この写真では上下で2つの異なる品番が配置されていますが、上のブロック(PVO-14)のタイルは茶だけでなく青や緑も混じっていて孔雀の羽のよう。まさに好みのタイプでした。キッチンの扉はクリナップのステディアシリーズから茶系でセレクトする予定で、どれにしても馴染みそう。

トイレのタイル決め

今のマンションのトイレは白い壁紙のみ。掃除はしているつもりでも、気がつくとなんだか下側が黄ばんできてしまったのです。新しく造作する家では黄ばみ汚れを解決できるよう、真ん中から下半分をぐるりとタイル張りにすることに。

この模様がついた「コーニスボーダー」というタイルはまさに、イメージにぴったりのタイルでした。どことなくパリの地下鉄のタイルっぽくて、採用を即決。

この写真はパリの地下鉄の壁面。駅名やその周りの装飾はタイル画になっていて、すごく素敵なんです。あちこちボロボロになってることが多いのですが…。

「コーニスボーダー」は壁紙との境目に飴色のTDB-07(この写真はターコイズブルーですが冒頭の茶色のタイルです)、その下は「バーガンディ」の白いタイル(EKP-F2700)にしました。「バーガンディ」はこの写真だとわかりにくいのですが、一つひとつに微妙に異なる色が出るタイルで面白いんです。

トイレを冷たい空間にしたくなくて、壁紙は色を入れるつもりですがタイルもこれなら温かみも出せそうです。

玄関のタイル

家の第一印象を決める玄関。狭い家ですが、ドアを開けた正面に壁を作って雰囲気づくりにタイルを貼ることにしました。キッチンの腰壁と同じく、採用したのは「パヴォーネ」PVO-05のやわらかい色のタイル。

狭すぎる間取りに大きなシューズクロークを設置したので、ディスプレイ用の棚も作れず……。壁も薄くせざるを得ないので、ニッチも不可。せめてタイルでおしゃれな空間に仕上げられたらなと。

追記:実際に採用したタイルを使った内装

家のインテリアテイストをイギリスのマナーハウス風からジャパンディに変更したため、タイルも大幅に使用箇所を変更することに。採用したのはキッチンの背面カウンターの壁面です。

タイルは当初一目惚れしていたクロジョーロ。色は緑からグレーに変えましたが、ロッシュチャコールのキッチンとマッチしてとても気に入っています。人気のタイルらしく、入荷してもすぐに予約でいっぱいになるそう。どうしてもコレ!という人は早めの手配がおすすめです。

タイル好きには夢のような空間だった名古屋モザイクの東京ショールーム。専門知識のあるスタッフさんが、コーディネートの相談にものってくれるのでタイルを検討している人には訪れて欲しいショールームでした。

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