家の顔とも言える玄関。狭小住宅だけに、広々みせるため玄関の内と外を続きにするため同じタイルを選ぶことは決めていました。うちは和と北欧のミクスチャースタイル「ジャパンディ」がテーマの家。モダンでスタイリッシュな石にしたく、LIXILから販売されているイタリアの天然石「チェッポデグレ」を採用しました。
OHAの標準はアイコットリョーワの「マディソン」
施工会社であるOHAの場合、玄関タイルはアイコットリョーワの「マディソン」が標準でした。
どんな家にもあるスタンダードなタイルで、色も豊富です。でも、私が求めていた濃いブラックがなくて他で探すことに。
斑点模様が美しい「チェッポデグレ」
いろんなショールームを巡って、値段や色、質感など多角的に検討した結果みつけたのがLIXILの「チェッポデグレ」という石です。イタリアの天然石をモチーフにデザインされ、斑点模様が特徴的です。新宿ショールームでもらってきたカタログで見つけたため、まずは現物サンプルを取り寄せることに。
「チェッポデグレ」のカラーバリエーションは3種類。色の名前はなく、濃いブラックとベージュ、グレーの3種類で型番で判別します。シューズクローゼットを木目にするので、ベージュ系だとコントラストがあいまいで玄関の雰囲気がイメージできず。濃いブラックを第一候補にしていました。
最後まで迷ったのが、このふたつ。ベージュっぽい色も建具と同系色ですが模様の入り方が美しくて。廊下に使うのはパナソニックのラピスタイルフロアで決定していたため、同じく取り寄せていたサンプルと並べてみて具合をみます。
しっくりくるのは、結局この組み合わせでした。高級感があってシックな玄関になりそうです。OHAの場合、標準にないものも自由に入れられてメーカーと取引がない場合のみ施主支給になります。LIXILは取引ありなので、割引価格で採用できました。
採用した結果、出来上がった玄関はコレ
これがチェッポデグレを入れた玄関です。 土ホコリが気になる濃い色のタイルでも斑点模様があるため、ヨゴレが目立たないのがいいところ。建具の木目カラーも引き立って、とても満足しています。
ドアを開けた時、一番最初に人の目に入る玄関。それだけに家の印象を大きく左右する場所ともいえます。夫が玄関タイルにはお金をかけたいと希望し、同意見だったのでアレコレと探しましたが結果的に大満足。どうしても天気の悪い日に出入りすると、四隅に土ホコリが溜まりますが斑点模様のおかげでさほど目立つことはありません。半年に1回くらい、ラクをしてケルヒャーでリセットしていますが水をかけてデッキブラシでこするだけでもキレイになりますよ。
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