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駅近に家が買えた!オープンハウスで土地を買った話

実家が駅から徒歩3分の環境で育った私は、いざ持ち家を探す際にこだわったのは駅から近いこと。とはいえ、街の発展に伴って地価はどんどん値上がりしていたし、商業施設やマンションが乱立しているのでそもそも戸建ての土地がない…。テレビCMでよく耳にする「OPEN HOUSE(オープンハウス)」でなら、もしかして見つかるかも?と問い合わせをした結果、実際に土地を買うことに。その顛末記をまとめます。

目次
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問い合わせから1時間程度で電話が来た

マンションを売却し、戸建に住み替えることが決定した我が家。まずは不動産サイトで土地を探すことにしたものの、希望する駅から徒歩10分圏内で買える価格の土地がない…。

そこで「OPEN HOUSE」にテレビCMのとおり、本当に駅チカ物件があるのかどうか問い合わせをすることにしました。公式サイトから問い合わせると、1時間程度でお電話をいただきました。住み替え希望であること、希望している土地が駅近限定なので紹介いただけるかどうかなどを伝えました。

希望する土地の条件を伝えに行く

翌日、最寄りのオープンハウスへ行って改めて探している土地の希望条件を伝えました。私たちの希望はこんな感じ。

  1. 駅から徒歩10分以内(最悪12~13分以内まで緩和)
  2. 駅の西口限定(実は町名まで指定していました)
  3. 2人暮らしなので15坪もあればOK

先祖代々暮らしてきた地元だけに、この条件が今どれだけ厳しいかは承知していました。たくさんあった親類の家も、相続税の問題で土地を手放したりビルに建て替えたりしていましたから…。

それでも地元への愛着が大きく。また、夫婦ともに都内へ電車に乗って仕事に出ます。自宅は駅から近いこと、また普段の買い物を自転車でするので商業地域側がよいなど、譲れない点を伝えました。

正直「半年から1年かけて出てくればラッキーかな」と思っていました。ところが帰り際「キャンセルが出た土地が、ご希望に近いかもしれません」と、物件情報を見せてもらったところ条件と見事に合致! 週末の土曜日に改めて、現地を見に行くことになりました。

実際の土地を見に行く

土曜日、再びオープンハウスに集合して車で現地へ。土地勘があるので場所はだいたいアタリをつけていましたが、予想どおりの場所。静かな住宅街で子供の頃からよく見知ったエリアでした。

聞けばここに住んでいらした方が、自宅を建て替える際に土地の一部を売却するのだそう。その一部をさらに2分割した15坪が売りに出たのです。目の前の路地をやや拡張する必要があるため、かなりの狭小になりますが、駅から徒歩8分の好立地。

かつ地元っ子ならではの情報網で、5年後に駅前再開発の一環で新しい改札口がその土地の近くにできることも知っていました。新改札ができればさらに駅から近くなります。土地代も予算内だし「これはよいね~」と夫と期待が膨らみました。

営業車で施工物件を見に行く

その後、再び営業車に乗ってお店に戻るのかと思いきや、オープンハウスが建てた物件を2つ内見することになりました。上物はオープンハウスで建てなければならない決まりはないそうですが、実際に同じくらいの坪数の家を建てた場合のサンプルに、とのこと。

上物の価格が安くて心配でしたが、キッチンはクリナップかパナソニックから選べる(食洗機付き)とか、お風呂はLIXILかTOTOだとか、床暖房やカメラ付きインターホンだとか設備は思いのほか高機能。壁も階段も予想していたよりもしっかりした造りに驚きました。

家の写真撮影は不可でしたが「狭小住宅を作り慣れているな」というのが率直な感想でした。

購入を申し込むか夫婦で考える

日が暮れていたので、近くの町中華店でビールを飲みながら夫と率直に意見を言い合うことに。私は土地に不満はなく、そもそも家を本当に建てるの?という不安。なにせ騒音が気になって引っ越す、という話から一週間で土地の購入が浮上したのです。話が急展開すぎてナーバスになっていました。

一方の夫は「もう少し広い土地が出ないだろうか」と坪数に引っかかる様子。「とりあえず契約だけして、引き渡しになる10月まで待とうか。他に土地が出たら違約金払ってキャンセルできるわけだし」と、広さに強いこだわりがあるようでした。

実のところ、日曜に4件の内見が入っていることも私達を悩ませていました。購入を希望されているけれどローンが厳しいご夫婦がいて、頭金の援助をする親が静岡から土地を見に来る話も出ていて、不安を駆り立てていたんです。ここまで具体的だと、よほど難がない限り申し込まれてしまうのでは……。それくらい滅多にでない希少な土地でした。

後日、同社で土地を買った人のBlogに「実家の両親が土地を見に来る」という似たような話があり…。もしかしたらクロージングのためのセールストークの雛形なのかもしれません(笑)。

購入を決定、夜の21時に申込書を書く

夫婦で共通したのは「この値段であの土地は希少」ということ。学区の良さ、利便性、周辺環境と言うことなしの立地。老後は実家に戻って家を建て直すために売ったとして、土地の価格UPが見込める土地でした。でも、明日になったら土地が誰かのものになってしまうかもしれない。そうなれば引っ越しは先延ばしで、騒音生活も続くことに…。

「よし、一旦あそこに決めよう」と、夫はその場で担当者に電話。再びOPEN HOUSEへ申込書を書きに戻りました。翌日、朝一番に手付け金の50万円を振り込んで、夜には重要事項説明を受ける超特急の展開でした。

念の為、街のドン達に伺う

地元っ子の誇りにかけて、将来性のある土地であることに疑いはありませんでした。とはいえ、第三者の意見も聞いておきたい。そこで、普段からかわいがってもらっているオジさま達に土地を見てもらうことに。

みんな代々の土地をビルに変えて大家さん稼業をしている人たちなので、あらゆる見方を示してくれました。土地の価格の下落は絶対にないと太鼓判を押してもらえたので私としても一安心。同じ区画に住んでいる人を知っているそうで、連絡をとってくれて住民同士の問題がないかなども細かく教えてもらえました。

OPEN HOUSEのメリットとデメリット

ネットのクチコミを見てみると、賛否両論いろんな意見が散見されています。うちはOPEN HOUSEで土地を購入して、こんな感想をもちました。

不満ポイント
  • 忙しすぎるのか質問のレスポンスが遅い
  • 参考プランの建物を作る系列会社とのコミュニケーションがやや不安
  • 重要事項説明書にクセがある
良かったポイント
  • 駅近物件は本当に強い
  • 駅近でも分筆するから比較的手を伸ばしやすい価格で買える

セールスコピーに偽りなく、駅近の土地を紹介してもらえて大満足でした。広さのある土地を3~5つに分筆するので、買う側も手の届きやすい価格設定になるのでしょうね。

私達は住み替えをする原因として、周辺の騒々しさを挙げていました。担当さんが昼と夜に現地を見に行き、道路で遊ぶ子供がいないかどうかの報告をくれたのも心強かったです。

一方で残念だったことも書いておきます。

わりと契約する前はマメに連絡をくれた担当さんでしたが、契約した後はわりとスローペース。土地のローン契約もあるため、いつまでに返事が欲しいと締め切りを設けて進めていく必要がありました。

また、前の土地の持ち主から名義が一度OPEN HOUSEに移転し、そこから私たちと契約になるので申し込みから家の設計を始めるまでブランクが4ヶ月も発生することに。その間に設計で進められる部分は進めたい。参考建物がセットになっている土地で、施工は系列会社のオープンハウス・ディベロップメントが担当でした。銀行にもローンを組む金額の話もせねばならず、標準プランは何があってオプションはどれくらいかかりそうか、資料提示を依頼しましたが、出てくるまでに1ヶ月以上待たされました…。

そしてもうひとつ、契約時に読み合わせをする重要事項説明書も留意すべきポイントです。うちが買った土地はひとつの土地を3つに分筆し、そのうち2区画をオープンハウスが売りに出したものでした。お隣もオープンハウスの物件になりますが、距離が隣同士と60センチしかないのに窓と窓が向かい合っている状態。それでも重要事項説明書に窓の目隠し請求権の放棄が記載されているため、プライバシーのために目隠し設置を求めることができません。住宅密集地での住宅建設なので、こうした条項が暮らしていく上でトラブルになることも。

以上が我が家のOPEN HOUSEで土地を買った一連の顛末記です。どうしても都心の駅近に安く住みたい人なら、おすすめの会社だと思います。一度は希望条件を伝えて、土地を探してもらってよいのではないでしょうか。

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