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施工会社を「オープンハウス・アーキテクト」に決めた話

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いくつかの地元工務店やハウスメーカーに見積もりや図面の相談をした結果、我が家の新築一戸建ては「オープンハウス・アーキテクト」に契約することが決定しました。紆余曲折あって決定に至った理由や所感を書いておきます。

「オープンハウス・アーキテクト」とは

土地を買ったオープンハウスグループの子会社に当たる「オープンハウス・アーキテクト」。元はアサカワホームという別会社でしたが、2014年に小会社化されています。同社の構造は土地を売買するのがオープンハウスで、家を建てるのがディベロップメントかアーキテクトということになるでしょうか。

もともとマンションの建築なども請け負っていた旧アサカワ。マンション売却時に相談していた不動産会社の下請け工事もしていたそうで、同社を検討していることを告げると「しっかりと作れる会社ですよ」と高評価。なんでも新型コロナの渦中、中国工場で生産している便器が日本に入ってこなくなり、引き渡しに間に合わないトラブルが業界で多発したとか。売れていない部屋から便器を外して引き渡しに間に合わせたという笑い話も交えつつ、オープンハウスだけは欠品がなかったそうで。資材確保に強いなどといったことも教えてくれました。

実際に間取りや仕様の相談をしてみて感じた2社の違いは、次のとおりです。

 ディベロップメントアーキテクト
オーダー方式セミオーダー注文住宅
坪単価55万(土地調査費込)30坪以上標準 32万~(土地調査費別)
小規模割増料金なし1坪減あたり10,000円/坪 の割増料金
仕様標準仕様に加えオプションブックから採用標準仕様に加え希望に沿って調達
施主支給不可

ディベロップメントはセミオーダーを謳っていて、すでに用意された参考プランが間取りのベースになります。2部屋を1部屋にしたり、クローゼットの増減など間取りの変更は可能。基本の仕様に加えて、オプションのなかからロフトをつけたり、キッチンのグレードを上げたりすることができます。

一方のアーキテクトは、外部の設計士とともに間取りの作成から希望を反映することができる注文住宅。標準プランの「Libex」と、ハイグレードタイプの「Libenel」の2種からベースのプランを選ぶことができ、標準仕様以外のものもメーカーから割引料金で調達することができます。

どちらもキッチンはクリナップのステディア、お風呂はLIXILのアライズなど大手の人気シリーズから選べるので大きな差異はない印象です。最終的にはテンプレートの中から安く好みの家に仕上げたいならディベロップメント間取りから仕様まで自由に作りたい人はアーキテクトを選ぶことになるのではと思います。

最終的に「オープンハウス・アーキテクト」した理由

土地を5月に購入し、そこから遅々として進まなかった家の建築。原因は狭小住宅すぎる上に駅近の住宅密集地であることから引き受けてくれるハウスメーカーがほとんどなかったことでした。

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藁にもすがる想いで問い合わせフォームから、坪数と希望条件を伝えたところ「うちでできますよ!」と手を挙げてくれたのがオープンハウス・アーキテクトでした。予算も事前に伝えたところ「大丈夫です」と力強い回答。週末、夫と展示場に行って打ち合わせをし、翌週には私の書いた図面をもとに設計士さんが図面を作成。併せて見積もりを提示するなどスピード感もあってとても良かったです。

最終的な見積もりも確認しましたが注文住宅といっても、ディベロップメントのセミオーダー住宅より高くはなりましたがローコストの部類。ディベロップメントで竣工をするのを待っていたら、賃貸生活が発生するスケジュールだった我が家。賃貸生活をする費用を入れると、2社の見積もりはほぼトントンといった費用感です。

ほかにも、和洋折衷建築のモダンな住まいが好きな私。家を建てるにあたり、キッチンやトイレのタイルはどうしても譲れない希望でした。「壁紙はここがいい」などメーカーまで細かなこだわりがあって、ローコスト住宅を希望する人はアーキテクトがおすすめです。

「オープンハウス・ディベロップメント」に思うこと

土地に3階建ての参考プランがついていたので、図面を作った「オープンハウス・ディベロップメント」に当初相談をしていました。ただ、どこの図面も1階は駐車場付き。車をもたない私達には不要なので、これを削って中庭にするなど土地の有効活用する設計を希望していました。

ところが10月の土地の引き渡しが終わらないと、設計相談は受付不可。希望の設計が通るのかどうかだけでなく、住宅ローンの額面を検討するにあたってどの程度オプション額が発生するのか試算もできません。

そこで土地を買った際のオープンハウスの営業担当と掛け合って、ディベロップメントのオプションブックなどは特例で見せてもらうことができました。

住んでいるマンションも、買い主の希望で遅くとも3月上旬には引き渡すことになっていました。10月から設計を始めたら、年明けに着工~6月引き渡しのスケジュールに。これでは3月から3ヵ月間は賃貸暮らしという余計な費用がかかってしまいます。

加えて土地は10月からローン支払いが始まるので、マンションと土地のダブルローンが発生することに。ディベロップメントの安さは魅力でしたが、土地購入から設計スタートまで4ヵ月もブランクがあることは我が家にとって大きな痛手。4ヵ月あれば設計が済んで、土地の引き渡しと同時に土壌調査を経て着工できるわけですから……。

長すぎる空白時間を考慮してほしかったのが本音ですが、融通がきかず。最初からアーキテクトに相談していれば、住宅エコポイントの申請も間に合ったので残念です……。

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