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【売却体験記】内覧1ヵ月目:ドキドキ、ワクワクの内覧がスタート

仲介業者が手配した業者によるハウスクリーニングを終え、新築のときのようなピカピカになった我が家。レインズやSUUMOに部屋を載せるための撮影を終え、インテリアもそこはかとなくモデルルームのように整えられました。掲載翌週からスタートした内覧会。売主としてお出迎えしたさまざまな内覧客の記録と、売主としての考察をまとめていきます。

目次
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1組目:都内からやってきた、富裕層の内覧客

最初にお迎えしたのは、都内在住の30代半ばのご夫婦と5歳くらいの子供さん。事前に仲介業者からこれといった情報はなく。それでも子供さんの服装がおしゃれなTシャツと短パン、かわいいソックスと整っていることに加えて、挨拶もお上手。パパとママもちゃんとしたおうちの方という雰囲気で、すでにローン審査も終わっており6000万まで借り入れ可になっているとのこと。

事前に渡されていた間取り図をもとに部屋のなかを見て回ります。収納も見てもらったほうがよいので、キッチンや洗面所など開けにくそうな場所の収納は私がパタパタと開いてみせていきます。

同席していた他社の仲介業者が「この家はどこも見せていいらしい」と判断したっぽくて。途中からは案内しながら自ら扉を開けていきます。とはいえ全部が全部片付けられていたわけではなく。前日まで雨が続いていて洗濯物も溜まっていたので、寝室の自分のクローゼットに無理やり袋に入れて押し込んでおいたものまで開いてバッチリ見られてしまうというハプニングも。

最後にリビングに戻ると仲介業者から「奥様に質問があればどうぞ!」と促され、買い物はどこに行けばいいのか、近所付き合いがどうかといったことを聞かれて終了しました。

「ほかにも見て回ります」というお返事に安堵。うちは隣の家の騒音や共用部分への私物の散乱が折り合わずに住み替えするため、お申し込みがあってもこのご夫婦とは合わなさそうだったので…。

2組目:質問ゼロ、10分で帰った40代DINKS

翌週にも内覧客がやってきました。次も事前の情報はなにもなく、玄関を開けると40代くらいのDINKS夫婦が立っていました。連れてきたのは他社の仲介業者で、以前査定の際にうちに来た営業マンです。担いでいたショルダーバッグを下ろすこともせず、みうらじゅんに似た旦那さんに駆け足で説明をしていきます。隣に立っている奥さんはあまり説明の際も聞いているんだか聞いていないんだか、といった状態。

「これは関心ないな」と思っていたら、10分もかからず帰っていきました。ご夫婦揃って質問もなければつぶさに見る雰囲気もなく。「なんで朝9時に来たんだろう?」と不思議でした。

典型的な「当て物件」の例でした。当て物件とは、廻し物件ともいう業界用語。本当に売りたい物件をよく見せるための当て馬にされる物件のことです。うちは周辺で出ている物件のなかでも高めの価格設定だったので、高い物件を見せたあと手頃な保有物件を見せて回るために使われていました。

3組目:若い夫婦とそれぞれの両親もゾロゾロやってきた

40代DINKSのあと、午前は内覧ゼロ。次は13時から内覧が入っていましたが、磨き上げたキッチンを汚したくなくてお昼ごはんは近所でパスタ。そそくさと食べて帰宅し、再び次の内覧者を出迎えます。

「どうもー!」という挨拶とともに入ってきたのは、20代の若いご夫婦と地元の小さな不動産会社。契約している仲介業者は、一度来たきりで今回も不在。そしてゾロゾロと年配の男女も入ってきました。どうやらご夫婦と両家のご両親もやってきたようです。用意したスリッパが明らかに足りませんが、そのまま上がってもらうことに。

私たち夫婦を入れると4組の夫婦と不動産会社の営業マンの計9名で家のなかを見学していきます。営業マンの説明に沿って部屋を移動するのが一般的ですが、中高年夫婦は自由自在に動き回ります。内心、また自由に収納を開け閉めされてしまうのではとヒヤヒヤでした。大勢で来たわりにこれといった質問もなく、15分ほどで引き上げていきました。

「まだ戸建てかマンションか決まっていません」という回答が。であれば、居住中のマンションに来るのではなくモデルルームで検討すればいいのに、と脱力…。

4組目:出産前に家を決めたい30代夫婦

なんていうか、ちゃんと家のなかを興味を持って見ている感がない内覧が続き。夫も私も「なんか変だな」と思い、それでも内覧申し込みがあれば都度掃除をしてお出迎えしていました。翌週はドタキャン1件と1組の内覧でしたが、来たのは妊婦マークをつけた若いご夫婦。連れてきたのは、マンションの分譲会社の系列会社の仲介業者です。

さすが物件を熟知していて、丁寧に説明して回ってくれました。奥さんは同じ県内出身だそうですが、このあたりには住んだことがないらしく。治安や保育園の数、学校の雰囲気などを聞いていかれました。

後日「もう少しエリア含めて見て回ります」とのお返事が。すでにローン審査は通っているという事前情報もあって、申込みに至らず残念。

気合を入れて初めての内覧に挑んだ結果は、のれんに腕押しといったところ。特に2組目の高速ダッシュで来て帰っていった内覧は、強い印象が残りました。一方で住み替えの説明は「子供を持たない夫婦なので、叫ぶ声や怒鳴る声が聞こえる環境が苦手」と公言しているものの、1組目のように上品なご夫婦が来てしまうと「これはお隣のご夫婦とは合いそうにないことをどう伝えるべきか」と要らぬたぬきの皮算用もしてしまいます。

「【売却体験記】内覧2ヵ月目:指摘された箇所を修正してリスタート」に続きます。

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