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決定! 15坪の超狭小地に建てる我が家の注文住宅の間取り

3 min

建築士と打ち合わせと修正を重ね、3回目で間取りが決定しました。狭い土地であることに加えて準防火地域ということもあり。諦めたこともいっぱいありますが、それでも満足のいく間取りになったと思っています。こだわったポイントや収納スペースをしっかり確保した工夫をまとめます。

注文住宅を作る上で家に求めたこと

我が家は子無しのDINKS夫婦。私は自営業なので仕事場を賃貸で借りていましたが、新型コロナの外出自粛を機に解約。自宅マンションの和室を仕事部屋に使っていました。夫は都内のオフィスに通う会社員でしたが、新型コロナの鎮静後も基本的にリモートワークになることが決定。つまり、新居では夫婦2人分の仕事部屋が必要になりました。

そこで、家づくりにあたっては仕事場を含めて次のことが課題として持ち上がりました。

  • 仕事場を自宅のなかで別々に作る
  • 出張の荷造りがしやすいようウォークインクローゼットを作る
  • 来客が多いので、リビングダイニングは広くゆったりと作る
  • モノが多いので収納スペースはたくさん作りたい

15坪の超狭小地をやりくりして、決定した我が家の構成は次のとおりです。詳しくフロアごとに間取りのポイントを解説していきます。

決定した1階の間取り

これが1階の間取りです。3階建ての狭小住宅の場合、トイレは2箇所に設けることが多いようですが我が家は1階のみ。理由はお腹が弱い夫が気兼ねなくトイレにこもれるよう、リビングダイニングから離したかったことと、歳をとって夜中のトイレが増えたときのことを考えて寝室の近くに作りました。

なにせかなりの狭小住宅。ちょっとのスペースももったいない! 階段下にできるスペースも有効活用しようと洗濯機置き場と小さな納戸を設けました。

寝室は4.9帖と狭いと感じるかもしれませんが、10年暮らした分譲マンションでも6帖程度。家具はベッドのみなので、圧迫感はない想定です。ウォークインクローゼットは扉をつけないので、視覚的に広く視えるはず。そもそも寝るだけの場所なので、あまり広さも必要ないかなと思っています。

夫婦共に帰宅したらすぐシャワーを浴びて、汗や汚れを落としてサッパリするのが好き。そして部屋着に着替えてくつろぐ習慣があります。脱衣所に部屋着を収納する壁面収納のセットを造り、靴を脱いだらお風呂場に直行。着替えまでを済ませてから2階に上がる導線にしました。

決定した2階の間取り

2階はキッチンとリビングダイニングです。本当はL字型のキッチンにしたかったのですが、リビングダイニングを広く作るのはコンパクトなI字型にするしかなく。泣く泣く諦めました。廻り階段もあるので、キッチンはW2300とかなりコンパクトになりました。

住宅がひしめき合う駅前の狭小地に建てる家ですが、自然光が入る明るい家にしたくて窓も広めにとりました。洗濯物は防犯も考慮して、洗濯乾燥機で済ますことに。バルコニーはそんなわけで不要でしたが、そうすると1階に庇となるものがなく、雨が避けれません。庇だけの工事だとお金もかかるので、標準プランについていたバルコニーをそのまま活かしました。

注文住宅で絶対欲しかったのがパントリー! 家事をしている人には憧れともいえるこの設備、うちのような狭さでは作るスペースがありませんでした…。頭を抱えていたところ、建築士の先生から「それ、備蓄倉庫にしましょう」と提案が。災害用備蓄の目的ならば容積率から除外できるとのこと。ただし備蓄倉庫とプレートを設置して明示をする必要があるそうですが、もともとパントリーは水や食料の貯蔵が目的の場所。私たちは異存なく採用することにしました。

決定した3階の間取り

3階は夫婦の仕事場になります。それぞれに取引先との守秘義務もあり、WEB会議や電話の内容が聞こえないよう別々のスペースとして独立させています。夫の書斎は2.6帖と独房のような広さですが、これは「狭いところが落ち着く」という本人の希望によるもの。また、新型コロナが沈静化した後もテレワークを継続するとはいえ、出社することもゼロではなく。そのため、最低限のミニマムサイズになりました。

夫の書斎を除いた3階のスペースの大部分は、私の仕事場です。資料や蔵書も多くあり、撮影道具も多数。仕事道具はこのさきも増えていく一方なので、広めに確保しました。生活行動の中心となる食事や入浴、睡眠、団らんは1~2階。仕事場を3階にすることで、土日祝など休日は上に上がらなければオン・オフも切り替えられる構造です。

建築士の先生が 書斎に小屋根収納を作って下さいました。なにしろ仕事柄、モノが多いので収納はあればあるほどよい状態。天井高が140cm以下など条件をクリアすれば容積率に含まれないそうです。物置きにも使われるロフトもこうした小屋裏収納のひとつなのだそう。

理想の間取りをつくるために大切なこと

この間取りに決着するまで、建築士との打ち合わせは3回実施しました。といっても、ゼロベースで間取りをスタートさせてもスムーズにはいきません。私は打ち合わせが始まるまでに、何度も間取りを自作できるWebサービスで1~3階の間取りを試行錯誤しました。

家事がしやすいか、夫婦の生活動線、収納が足りるかetc. 納得のいく配置ができるまで、修正を繰り返して練り上げます。家づくりの本を読んだり、公開されている狭小住宅の間取り図を参考にしたり。個人的には風水や家相も気にするタチなので、自分の考える間取りが問題ないかも診断してもらいました。

そして、初回の打ち合わせに自分たちの要望をまとめた間取り図を持参。耐震構造や防火など、法令とも照らし合わせながら実現可能なことを建築士が取捨選択。漠然と出てくるものを待つよりも、要望を予め固めておくことで間取り図の作成がスムーズにいきました。

あとは先にショールームに通ったことも大きかったかなと。ショールーム見学でキッチンに置きたいカップボードが先に決まったので、その奥行や幅を考慮してもらいました。展示されているコーディネートで家のイメージが湧いてくることもあって、ショールーム見学は図面を作成するタイミングと決定後など同じ施設に数回通うのがおすすめです。

注文住宅は施主の希望によって家づくりに自由がきくのが最大の魅力。自由なぶんだけ、自分たちで決めなければいけない幅も拡がってしまいます。自分たちが暮らしやすい、住みたい家の間取りはどんなものなのかを夫婦でしっかり話し込んでおくのがポイントかなと思います。

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